実験データをまとめている時に方位のデータが必要でしたが、ハンディのGPS受信機かカーナビの画面を見て方位を手書きメモするしか方法が有りませんでした。

しかしカーナビは実験現場に移動できないしハンディGPSは高価で一般的でないうえ　読み間違えの懸念が有ります。

そういえばiPhoneにはGPS機能があるのでこれから簡単に情報を採れないか？と言うリクエストがこのアプリ制作のきっかけです。

最初はGPS機能から得た情報を文字列にしてペーストボード（アップルではこう呼ぶ）にコピー出来れば、その先は標準機能のメモに貼り付けて残したり、メイラーやLineとかを経由して情報のやり取りが出来るようになるので、簡単にGPS情報を文字列変換する機能を作ろうと目論みました。

目論みの機能を実現した後、地図への対応を調査したところ衛星写真はマップの表示に対して更に詳細な情報が得られます。そこで衛星写真の任意の点に複数のピンを立ててその間を計測することで建物や土地の大きさが得られないかという発想から具現化してみました。実際測定してみると５％〜10％程度の曖昧さはあるものの目安として良好な結果が得られました、更に気を良くして位置検索機能と測定結果保管機能やレポートを作ってペーストする機能を追加しました。

建設、土建業の営業場面で、すぐ概算情報が欲しい時に即計測出来ますから、その場で概算の話をすることが出来ます。

メイル経由でPCへデータを送れば広い画面のマップで位置の特定や報告書への記載が出来ます。