原村 星まつり 2016
本来の駐車場は観望会用の望遠鏡スペースになってます。
今年は3年ぶりです 前回来た時はドブソニアンよりトラス構造の大型望遠鏡が目立ってましたが今年はドブソニアンがいっぱい来てます。どれも大口径 とにかくでかい 圧倒されます。
皆さんオーナーさんと話をされています。 話題の中心は機動性の様です。
圧倒される大きさゆえ車に積めるのか 設置に掛かる時間は? といった質問が多いようです。
ドブソニアン型望遠鏡を初めて見た人には
これらが天体望遠鏡なのか?と思うでしょう
大型機種をこれほど一度に見る機会はこんなイベントでもない限りあり得ません。
持っていた一番古い1975年の天文ガイドにはドブソニアンと言う名前は出てこないものの3B社の誌上カタログに反射鏡D78mm~D150mmや研磨用の素材、斜鏡が載ってました 自作派の多い時代ですから簡易鏡筒に簡易架台を作ると結果的にドブソニアン? 興味深いです。
口径が大きくなると反射鏡は自重による歪みが大きくなるため肉厚が必要になります。
ドブソニアンで使用する反射鏡は中間に空壁を設けた二重構造にしたり特殊な方法で反射鏡を支えるなどメーカー各社の工夫で薄ガラスで反射鏡を製造している特徴が有ります。
スペックの表記が無かったので正確には分かりませんが500mm以上あると思われる巨大な鏡筒です。
どうやってこの会場に運び込んだのか?
大きな車は駐車していないので普通車で持ち込めるのか 不思議でならない
設営の様子見たかった。
ドブソニアンと言えば簡易的なイメージが有りました
鏡筒は工事用シートの紙芯だったり塩ビのパイプで出来ていましたが、最近の機種はとにかくかっこいい
設置の容易性はそのままに良くもここまで進化したものだと驚いてしまいます。
← D400mm
この機種もそうですが多くにモータードライブがついていました。
これだけ大きいと手で微動というわけには行かないのも納得です。
実際に動いているところを見たかった。
これは写真では大きさがわかりにくいですが45cmクラスです。
非常にコンパクトで設営、撤収が楽そうで魅力的な機材です。
多分手動専用機と思います
質問される方が多いのかスペックを紙に書いて貼りだして有りました。
505mm f4.4
すごいです。
天文台スペック!
← 笠井トレーディング扱いのNinjaかな?
双眼鏡用の架台の展示が有りました。
実は 双眼鏡用架台には興味深々。
昔 大野式フリーストップ双眼鏡架台と言う物が有り天頂付近を楽に見られるように双眼鏡をZライトのような構造のアームで支える構造でした。
天体観測用の大きな双眼鏡は手で支えられず 三脚に固定して観測しますがこれが大変
これは双眼鏡にバランスウエイトを同架して双眼鏡をフリーストップ化する構造と想像します。
Vixenの12cm双眼鏡が載せられるといいですね。
天体望遠鏡の鏡筒を2本並べてプリズムで合成する双眼鏡が有りました。
光軸を合わせこむのが大変そうです。
昔 ドブソニアン鏡筒2本を並べて双眼鏡にしたと言う記事を見たことが有ります。
ドブソニアンはニュートンなので焦点位置並べると
双眼鏡になるという仕組みでした。
懐かしい赤道儀だったので思わず写真を撮ってしまいました。(Vixen GPD)
色々同架されていてなんとも微笑ましい
黄色の筒先が印象的です。
月齢や太陽の位置をGPSの情報から計算して表示するアプリです。
月齢、月の出入りは月単位で算出し一覧表示します。
天文手帳や月齢カレンダーは東京ベースで計算していますので実際には遅れや進みが有りますが、このアプリではその場所の経緯度で計算しますので補正の必要が有りません。
intelli-Time
iPhone
Application
無料アプリ
Presented by Taku’s A.C.Works LTD 2016
自作望遠鏡の展示エリアは大口径ばかりだ
原村 星まつり 2016