Taku’s Private Site 2019
サマーホリデー in 原村 星まつり 2019
メーカー製の高級望遠鏡は羨ましい限り、でも自作の大口径望遠鏡はすごいの一言
手作りとはいえ自動導入を備えると200万円位必要なんだそうです。
望遠鏡展示場散策
原村 星まつり 2019
原村 星まつり 2019
人の大きさから口径の大きいことが分かります。
それにしても車はそんなに大きくないのにこの大口径望遠鏡どうやって運搬するのか?不思議です。
接眼鏡の位置が高いので天頂付近を見る場合は脚立が必須 また外来光を防止するために黒い布が貼ってあります。
ファインダーも高い位置になるなぁ〜 導入も大変そうだ 広角広視野のアイピースで導入するんだろうなぁ
展示してある幾つかのドブソニアンは自動導入やアシスタント機能が有る架台でした。完全な手導入はやはり厳しいって言ってました。
この望遠鏡には珍しいホーシェ型(馬蹄形)の赤道儀です。
設置が大変、まず水平を出してから赤経軸を合わせなければなりません
それに 軸支点が低くて鏡筒の荷重バランスが取りにくい構造
というのは観測に必要な広角のアイピースは普通のアイピースより重量が大きいので交換すると荷重バランスが崩れてしまいます。
鏡筒のバランスを制御刷るためには可動式カウンターウエイトが必要になります。
一般には写真を撮るため視野が回転しないように赤道儀を使うのですが、ドブソニアンの様に観望が主な目的の場合経緯台式が普通です。
でも折角の大口径なので写真をトライしたくなります。
近年 CCDの性能アップから長時間露出から短時間多重露光方式が主流です。この方式は短露光の多フレームをPCを使って合成する方法なので視野の回転も補正することが出来ます。
海外でも高評価な高橋製作所の初期の赤道儀に乗った10cmフローライト(蛍石)
少々赤道儀が華奢に見えますが観望では
問題ない強度です。
鏡筒が短めなので写真向きと言えるかな?
とても綺麗な鏡筒でした。
28cm?カセグレン鏡筒です。
このタイプは主鏡を前後に動かして
フォーカスをあわせる構造なので
カメラなど接眼部に取り付けても光軸が狂いにくい特徴が有ります。
一方、主鏡を動かす構造で位置によって
主鏡のズレが発生するミラーシフト現象の問題が有る鏡筒も有ります。
光軸が折り返す構造なので鏡筒長さの2倍以上の焦点距離が有ります。
鏡筒の先頭に補正レンズのあるタイプや光軸途中に補正レンズのあるタイプなど様々ですが星雲観測から惑星観測まで幅広い活用用途の有る機種です。
アメリカのミードやセレストロンが有名です。現在はビクセンでも同様の鏡筒をリリースしています。
アストロフィジックス製の大型赤道儀と15cm?アポクロマート鏡筒?かな?
通りすがりに撮影して後でスペック見ようと思っていたのに忘れてしまいました。
大型の機材です。羨ましい!
分解した個々の部品重量も有るので
移動運用は設営が大変そうです。
出来ればドーム内に設営したい機材です。
午後3時を過ぎた頃、雨が降りそうな天気になってしまいました。
折角準備した望遠鏡も雨が降り出したら大変です 当然防水の望遠鏡なんて無いですから降りそうになると大きなカバーで凌ぐことになります。
こちらに来て簡単な昼食後、持ってきた144/430MHzのハンディ無線機でワッチしていたら430MHzにCQが出ていたので
コールしてみました。松本市内移動中の局長さんと楽しくQSO出来ました。
会場にも移動無線局が設営されていましたJQ1ZAQ/0 ”/0”とは移動で0エリア(長野、山梨)に来ているという意味で、
ポータブル0(ゼロ)と言います。写っていませんがアンテナはV字アンテナで多分7〜21MHzの運用でしょうか?