東京転勤時代にはよく秋葉原に出掛けました。

調布から京王線に乗って新宿から中央線で御茶ノ水

神田明神前を通って秋葉原がいつもの順路でした。

アマチュア無線用の無線機販売してるショップにもよく

足を向けました

田舎ではなかなか本物を見る機会の無い高級機材が

並んだショップで実際に触ることも出来ました。

懐かしい思い出です。



Yaesu

FT-991A

何でも来いのマシンだ

YAESU FT-991A

さすがにフルサイズアンテナほどのゲインや飛びは期待できませんがそれでも北海道から沖縄まで、国内は概ね59で交信できています。

調整もリグから”TUNE"の長押しでサクッと調整/運用できるし、更にこれなら

強風の心配もありません。

YAESU FT-991A はFT8をやりたくで昨年(2018)静岡トヨムラから購入しました。

小型で机上で場所を取らないことも気に入っている一面です。

現在これにはUVHF用にはX6000(ダイヤモンドアンテナ)、HF用には地上高7m水平約8mのワイヤーアンテナにATU(FC-40)を取り付けて3.5MHz〜430MHzまで(21MHzのみNG)

運用することが出来ています。

このスペックが14万円ほどで

HF〜UVHF All ModeでDEGITAL対応って凄いですね

 デジタルトランシーバーって事で色々デジタルフィルターを備えています。なかでも”DNR"はベースノイズの削減効果が大きいです。

でもなんだか反転秘話装置みたい。これをONにすると、スーとノイズが消えて音声が浮き上がって来ます。

このとき全体の音量も小さくなるので、多少音量を上げる調整が必要になることが有ります(他の機種でも同様?)

 他機種にはかなわないもののとにかくウォーターフォール表示が楽しいしとても便利

バンドスコープがサイレントでなくなったAなので常にバンドスコープをONにして使ってます。

もうこれ無しの機種は眼中に有りません。HFバンドのコンデションなんか縦に流れる線の数と色によるビジュアル化でよく分かるし

144/430でFMモードでは相手の周波数ズレも見ることが出来ます、これは便利

 以前、北海道の局長さんとQSOした時、RSレポートが良いのは受信アンプが入ってるからでは?と言われました

確かにIPOでAMP1がONになってました、これだと+10dBメータ振れが良いそうです、IPOをIPO(ノーマル)にすると

Sメーターの振れが弱くなります、受信に関してはあんまり変化していないようです これは工場出荷時の設定でした(AMP1 ON)

 一方、難点も幾つか まずメモリー機能、メモリーモードで運用中に誤ってメインダイヤル触るとVFOモードになってしまう...

あと、”FAST"キーの問題、CH DIALでMULTIダイヤル、メイン側でFASTになっていると表示ステップの10倍で変化する

表示は変化しないでステップ数が変化するのはBUGでは? 慣れればそれほど問題にはなりませんが...

この大きさでアンテナチューナーも搭載って、トータル評価ではダントツ コストパフォーマンスの高いリグです!

カウンターポイズの話し

ATU(FC-40)は壁に直付け

同軸は8DFB(フジクラ電線)

何かの資料でアンテナ線の長さは8mが良いとの情報を得てアンテナ線の長さは決めていたのですがカウンターポイズをどうするかが悩みでした。

無線でOMの方からガスコンロの後ろに立てるアルミ製飛沫防止を数枚並べるのが良いとか

バーベキューに使う大きめの金網を並べても良いとか色々知恵を頂きました、

それで一番安く入手も簡単なアルミの飛沫防止を100均で4枚購入して家の側面に並べてみました

もちろん色を塗って目立たないようにしました。一応こんなんで、3.5MHzまでのSWRは1.5程度まで落ちてくれました、市販のカウンターポイズ用のアースは配線を色々な長さにする方法を取られているようですがアルミの板のような面の方がSWRが下がりやすい様です。

 ところが、面ということもあって風に弱い弱点があります。

ある夜、当局のカウンターポイズ板は初夏の突風に煽られて無残な姿になってしまいました。

で、金網にしようかとも思いましたがいかんせんあまりにも目立ちすぎるのでそれはなしという事で悩んでいると、屋根の瓦部分と母屋部分の繋ぎ目にカラー鋼板が貼ってある事に気が付きました 幅25cmの帯板が家を半周しています。結構な長さです。

一部導通が途切れる部分もあったのでそこは3.5sqの配線で繋いで端をATUに接続してみました。ラッキーな事にこれで3.5MHzからSWRが1.5以下に落ちてくれました。

ワイヤーアンテナ部

接続部

カラー鋼板

アンテナは地上高約7m 水平部約8m

3.5sq KIV線(電話線の引き込み線みたい)

屋根瓦と壁の間にあるカラー鋼板にアース線接続し

カウンターポイズとしています 全長約20m 幅約250mm

電源を改造しました

Diamond GZV4000

GZV4000 FAN騒音の低減化

これまでは10A程度の電源があったのですがFT-991Aを運用するにあたり

100W機なら大体20A以上が必要なので供給源の電源はその1.5倍の容量と考え、

30A程度の電源が必要です。

GZV4000は小型軽量なスイッチング電源で40A連続の容量があります。

最初スイッチング電源はFETのスイッチングノイズを心配していましたら

ハムショップの店長さんから「ノイズの心配は無いよ」って一蹴されてしまいました

無線機のメーカーから出している電源だから心配ないとの事です。

確かに使ってみてノイズが気になったことは有りません。

ただ、この電源何故かFANの音が気になります。低音でグーンって言う音で気にすると耳につく音です。それとメーターに照明が無いことも気になっていました。

ある日、意を決してこのファンの音に立ち向かう事を決意します。

ケースを外して、FANを見てみるとタッピングビスで固定されていました。

まずはFANを外してみます。FANがシャーシに直付けされているためFANの騒音が

シャーシに共鳴して音が大きくなっているのが原因のようです。

そこで、FANの音がシャーシに共鳴しないようにFANとシャーシの間に

なにか振動を吸収する物を入れてやれば騒音が減少するはずです。

実際、ファンを固定しているビスを緩めて運転すると騒音がかなり減少します。

あとにはスリットを抜ける風切り音が残ってます。

これはシャーシに加工が必要になるのでそこまでは行いません。

振動を吸収し伝えにくい物質として

スポンジを探していると地震対策GELが出てきました無線機がスイッチ操作で移動しないように無線機の下に敷いてすべり止にしています。

たしか100均で買った物です

これを10X20mmの短冊に切ってFANがシャーシに当たる部分に貼ってみました

取り付けビスの頭側にはこれも100均で買った

すべり止のシートを10mm角に切って4箇所に当てました。

ビスの締め付け過ぎで消音効果を無くさないようにかなり緩めに固定しました。

それはやっとFANが固定できるギリギリの締め付けです。

手で突くと揺れる程度です。

FT-991Aより一回り小さいボディサイズ

軽くて(3.5kg)しかも定価は50k円の物が今17k円と財布に優しい!

GZV4000 メーター照明

何かの付録だったか100均で買ったか忘れてしまいましたが、もう内蔵の電池が寿命で点灯しなくなった3連LEDキーホルダーが有ります、このLED部分を使ってメーターの照明を作ることにします。

バラしてみると3連のLEDは基板でシリースに繋がっていました。

基板の不要な部分を切り取り電源を接続するための配線をハンダ付けして電流制限用の抵抗を繋げ、熱収縮チューブを被せました 電流制限用の抵抗はLED1個あたり10mAも有ればいい感じに光ってくれるので470Ω1/2Wとしました。実際13.8Vの電源に繋いでみるとこれでも明るすぎな感じです。

当初は制御回路の5Vを探しましたがどうせ13.8V以外に使用しないので光源の電源は安定化電源の出力に繋いでいます。

取り付けはLEDをメーターハウジング

と正面パネルの隙間に挟み込んで

テープで固定してあるだけです。

抵抗の計算(LEDシリース接続)

R = (E - ( n x VF)) / IF  

R:制限抵抗Ω E:電源電圧 VF:LEDの順方向電圧 IF:LEDに流す電流 n:LEDの数

(以下 実際のLEDスペックが不明なため 一般的なLEDの規格から推測しました)

E=13.8V VF=3V IF=10mA n=3個 として R=480Ωなので 470Ωとしました。 

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