天体観測と望遠鏡と双眼鏡と観測グッズ
なんとってもデジタルカメラの機動力は天体写真をより身近にした要因の一つです。
撮って直ぐ見られるのはたまらない魅力です。
デジタル一眼レフカメラは発売当初数十万円でとても手が出ませんでしたが NIKONからD70という機種が発売されると早速購入して天体写真にトライしました。
とりあえず何も考えず、天体望遠鏡に取り付けてM42にトライしました。
ボディが軽くドローチューブへの負担も小さくてそれなりに まぁ写真が撮れました
比較的明るい被写体なのでファインダーで見えるので初心者には良い対象です。
でもなかなか引き締まった画像が得られず少々ガイドが甘い感じがしたので簡易的なCCDカメラ自動ガイドのキットを購入してガイドを自動化したり色々調整しつつ繰り返しトライしました。
当時使ってたガイド一式です。(2000年頃?)
左より ガイドコントローラー、赤道儀コントローラー、対象表示用ディスプレイ、上はCCDカメラ
よく断線故障して大変でした。 ある程度明るい鏡筒が有ればそれなりにガイドしてくれます。
この鏡筒はカメラ三脚に取り付けるタイプで当初フリーストップの雲台に取り付けて赤道儀に載せたのですが鏡筒が大きく強度的に問題がありちょっと風が吹くとすぐガイドエラーになります。
最近のガイドに関するサイトをググってみるとパソコンを使うガイドシステムが主流です。
CCDカメラの映像でガイド星の位置ずれ検知して赤道儀に制御信号を送る構造なのでなんとか頑張れば自作出来そうな気がします 時間があればDelphiとか使って作ってみるのも面白いかもしれません。
ちなみにPHD Guiding というフリーソフトが定番のようです。
さて デジタル一眼レフカメラですが
大きいCCDを使っていますのでピントの山が鋭く山が掴みやすい特徴が有ります。
望遠鏡のイメージサークルが35mm以上あるものが多いので全部カバー出来るFXフォーマット(35mmフルサイズ)のカメラが欲しいところですが、とにかく高額です
最近CANONから5D Ⅵが発売になりました。価格は400k〜460k円です。
普段使いにはちょっともったいないですけど天体写真用途では高い評価が得られそうです。
こんな高級機を改造する気にはなりませんが、そのままでは赤外線が写り込まないようにCCDの面に特殊なフィルターがあり視外光の星雲は上手く写りません(バラ星雲とか)
その為にフィルター除去改造を施します。これによりCCDの性能を更に引き出すことになりますが
この改造を施すとメーカーの保証を受けられなくなるうえ普段使いでもオートフォーカスや露出補正で問題が出ることになりますので 天体写真専用機として改造する覚悟が必要です。
天体写真用に赤外光を極力取り込めるカメラも有ります。
天文ガイドの”読者の天体写真”コーナーを見てみると多いですね
NIKON D810A これまでは天体写真系はCANONが強いのかと思ってましたがNIKONからこういう機種が出るとは思っていませんでした。
サイトにも有りますが普段では赤が強調されてしまう様です。340k円なり
何世代か古い機材を中古で買ってきて専門のショップで改造を受ける事がオススメです。
ある程度普段使いも出来る天体写真専用機としてみると...ちょっと厳しいか
CANON製デジタル一眼レフの作品ももちろんあります。機種はCANON EOS 6Dが多いです。
150k円ほどのようです。ため息が出ます。
機種によっては天体写真で有効な機能を持った機種が有るようです。
ペンタックスのアストロトレーサーは面白い機能です。
カメラ内の手振れ防止機能をGPSと連動させて星を追尾するというアイデアで赤道儀が無くても静止星野写真が撮れます。
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