天体観測と望遠鏡と双眼鏡と観測グッズ
市販のポケットカメラやスマートホンで天体写真を撮るという試みです。
しかし、ポートレート写真専用なので長時間露出の機能を備えたポケットカメラは存在しませんからコリメート法で月の写真などならなんとかいけそうです。
問題は望遠鏡にカメラを固定する方法とシャッターをどうするか。
ネイチャースコープ(地上望遠鏡)の接眼部にポケットカメラのレンズを押し当てて撮影してみました。
一種のコリメート法
天文ガイドの読者投稿天体写真のコーナーで使用されている機材は一級品ばかりです、機器の性能評価的な選別ですからお金かければいい写真が取れると言った構図になっています。
もちろん空の状況や場所とかそれなりにテクニックも必要なのですが基本機材頼り、一方でチープな機材で創意工夫からこんな写真が出来たという視点を変えた評価も面白いと思います、つまり機材ランクをクラス分けして作品評価したら面白いなと思いました。作品とそれに使った機材の写真を載せた紙面に構成すると楽しいかもしれません。
大昔の天文ガイドに3B社から発売されていたカメラアダプタ(アタッチメント)の広告発見
他の紙面にドローチューブに固定ビスの傷がつくので了承くださいと注意書き、少々乱暴な構造ですがとりあえず理にかなっています。
ピント調整用の望遠鏡が付属しているところが可愛い
平行光を無限位置の望遠鏡であわせる様です。
これだけ荷重を掛けるとチューブへの負担が心配です。
ビスの先端に傷防止を施工したら使えるかもしれません。
カメラ側にもスライド機構があるのでビデオカメラも取付できそうです。
と、現代版ってあるのか検索してみたところ
Vixenから同様のアダプタが発売されてました。
プラスチック製ですのであまり荷重にならないですけど
反面 重いカメラには使用出来ないようです。
(耐荷重 800gと記載が有りました)
ドローチューブにやさしい構造は一目して分かります。
左上の四角いのはスマートホン用のアダプタで、
紹介しているサイトに説明動画が有りました。
上下左右の移動が長ネジで調整する構造なので
緩めて落とす事故が対策されています。
カメラ固定部分のビスが緩みそうなのでゴム板を一枚敷いたら安定しそうです。
D社でも似たようなアダプタが有りました。
ドローチューブ固定ビスが一本なので強度的に心配です。
傷のことについては説明が有りませんが 何か対策しているかもしれません。
そうでないと痛々しい事になりそう...
二眼レフがいいレトロ感を出してます。
フィルム巻き上げで緩みそうです。 ちょっと怖い
カメラを望遠鏡に固定できたら次はシャッターをどうするかです。
普通の状況なら直接カメラのシャッターを押せば良いのですが望遠鏡に取り付けた場合 ちょっと振動を与えるだけで大きなブレが発生しますから直接シャッターを押すことは出来ません セルフタイマーを使う手も考えられますがその為の設定とか都度大変なのでリモートでシャッターを操作したいところです
iPhoneは自撮り用のリモコンシャッターが100均で入手できます。
付属のイヤホンのボタンでもシャッター切れるそうです。
アンドロイド系も出来ると良いのですが?
専用のアプリを作ってもいいか
やって出来ないこともなさそう...な気がします。
アンドロイド系のイヤホンてiPhoneと同等かXPeria(旧)の2種類有るようです。一部信号が入れ替わっていました。
正確にはCTIA規格とOMTP規格ですって
ポケットカメラをリモートで操作する方法を探してみました。
Wi-fi経由でリモート操作出来る機種が有りました。
SONYからは PlayMemories Mobile というアプリをスマートホンにインストールするとスマートホンからWi-Fi経由でカメラを操作出来るように成ります。(対応機種限定)
CANONは Camera Connect というアプリが有ります。
こちらに有るSONY DSC-TX10にはWI-FIが有りませんのでセルフタイマーを使うしか有りません。
Vixenからカメラにケーブルレリーズを取り付けるアダプタが有りました。
シャッター位置が設定できるか勝負しなければなりませんがこれが有ればケーブルレリーズでシャッターが切れる理屈です。
写真機材のETSUMIからも似たコンセプトの製品が有りました カメラのシャッターに当たる部分に傷が付かない用に工夫が見られます。
このシャッターアダプタと望遠鏡アダプタを併用することが出来るか少々心配です。
もう一機種ありました。
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