天体観測と望遠鏡と双眼鏡と観測グッズ
ここで言うミラーレスカメラとは一眼レフカメラのようにレンズ交換式で一眼レフとの違いはミラーとプリズムで対象を見るのに対しレンズからの光をCCDに受けてビューアーで見る構造の機種を対象にします。一般にはレンズを交換できないカメラもミラーレスカメラと呼ばれますがここでは対象外です。最近気になっている機種でCCDも大きく天体写真向きのカメラもありそうです。
軽量で安価な機種が出回って中古もたくさんあり 天体写真専用としてボディだけ買って使うのが良さそうですから型落ちの機種に注目したいと思います。
NGC2237-9
一角樹座 バラ星雲
プログラム作成の技術が有ればコントロール機能を自作することも考えられます。
CANON,SONY,NIKONはリモート操作APIを公開しています。
Canon:Canon Digital Camera Software Development Kit
Nikon:Nikon デジタル画像プロダクト用SDK(
天体写真専用と位置づけて選定条件を考えてみると
1)PCでリモート操作が出来ること
(シャッター操作、転送など出来る限りPC側で操作出来る機能が多い方が良い)
2)バルブ時間に制限がないこと
CCDの発熱は承知のうえで上限を規制されたくない。
3)ライブビュー機能がPC側で出来ること(望ましい)
4)シャッター機構は極力静かで振動が小さい事が望ましい
5)軽量であること(プラスチックで良い)
6)カメラアダプタのTリングを使用できること
Wi-Fiが使える機種はリモコンもワイヤレスで出来る物がありポイント高いです。
SONY NEXT-6 少し前にNEXT-7が発売されていて暫く7と店頭に並べられていました、機能的にはWi-Fiが使えて 世間の評価では7の上位機種?とされていました。
専用のTリングがあるので望遠鏡への取り付けは問題有りません。
バルブの時間制限は記載が有りませんでした。
PENTAX Q-S1 2016.5に終了したようです。
超小型で面白い機種です。残念ながらレンズシャッターなので望遠鏡取り付けてバルブ(シャッター開放)は出来ないようです。
マウントが特殊なのでカメラアダプタを使いたい場合Kマウントアダプタ+Tリング(Kマウント用)となります。
NIKON 1 V2 ニコンの 1 シリーズでデザインが面白い機種です。
生産は終了したと思いますがまだ流通しているようです。(2016.8)
Tリングはマウントアダプターを介してニコンマウントが使えます。
バルブは最長2分でOFFになるようなので長時間露出は出来ないようです。
CANON EOS M2 最新機種はM3です。CCDサイズがAPS-Cです。
Wi-Fi対応なのでリモート機能が充実していそうです。
バルブ最長時間はバッテリーの制約から2時間のようです。
マウントはEマウントアダプタを介してTリングにマウントします。
OLYMPUS PEN E-P3 フォーサーズマウントなのでレンズのバリエーションが豊富でTリングも専用の物が有ります。バルブは最長30分です。
現在はカラログ落ちした機種で天体望遠鏡に取り付けが可能な機種を選定してみました
ミラーレス