Record Select Filter (Call Sign & String 文字列検索機能

 Fig 2-1 CallSign “QRZ”で検索

 CQが聞こえCALL掛けようとCallSignから交信履歴を調べたい場合があります、Ribbon Tagの”Basic Operation”にあるString selection sectionのにCall Signを入力するとQSO Log ViewerはCall Signが合致するRecordを選別します。

入力文字単位で選別しますので急ぐ場合はサフィックスで検索することも可能です。


また例えば北海道の局と何件交信履歴があるか調べたい場合には、□ Callの✓を外し

”北海道”と入力すれば北海道に関係した履歴を選別します。


 CallSignを対象とする場合は□Callに✓を入れます。

My JCC、Grid Locaterを対象にする場合は□My JCC/GLに✓を入れると

検索対象になります。


複数の□にチェックを入れると条件はORで処理します。


全ての✓を外すとOperator、You QTH、My QTH、Message1、Message2、Message3が文字列検索の対象になります。


 QSO Log Viewerの下部のStatusBarに検索文字列と検索結果の数(Count:)を

表示します。コールサインで選択した場合、過去に何回QSOしたかが解ります。


 String selection sectionの[CLS]をクリックすると検索結果を解除し

通常の表示に戻ります。


通常の表示にも表示制約が有ります。

”Standard Number of Lines”の設定で決定します。

(これは表示処理の高速化を目論んだ処置です。)

文字列検索等はLogファイル全体が対象で表示のみ制約を課しています。

□ This Year:表示対象は本年

□ Last Year:表示対象は去年

◎ 100 Lines:表示数は100行

◎ 200 Lines:表示数は200行

◎ NO Limit:表示数に制限なし(全Recordが表示されます。)


年が明けて正月にこのViewを見ると全部消えてるのに驚きます。

年が変わったのにThis YearがONになっているからです。

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 Fig 2-2 StatusBarに検索結果表示

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 Fig 2-3 標準表示数

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  ↑ 検索結果表示中は表示されません

Pickup and Select Records Over View (選択機能の概要)

LogFileのRecord(行)から任意のRecord(行)を抽出します。

抽出されたRecordはCSV Fileに変換してExcel等の表計算ソフトからQSL カードの発行処理やアワード申請のサマリーシートの作成に使用します。

ADIF Fileに変換してeQSLにUploadなど用途は様々です。


HamingBirdではQSL Status、Band、Date、ColorのKeyで抽出が出来ます。

* 文字列検索で抽出したRecordも変換対象にすることが出来ます。


“Pickup Exec”で選別するkeyを選択すると関係する項目が表示します。

* 複数のkeyを選択すると各keyのAnd処理になります。




How to Pickup Filter Operation(抽出操作)

“Pickup Exec”の項目から抽出の条件を選択し、選択条件の詳細を設定して[Execution]ボタンで選択抽出を実行します。

更に抽出選択されたレコードの一括変更や外部へデータを渡すなどの処理には該当するレコードを選択状態にする必要があります。

 Fig 2-4 Pickup Button

“Pickup and Maintenance” “Pickup Exce”では、

SQL(QSLステータス)、Band(周波数バンド)、Date(日付)、Color(色)

をキー(選定条件)としてレコードを選択することが出来ます。

QSLBand・・にを入れると条件を設定する項目が表示されます。

左記の例ではQSLBandが入っているので、

QSL選択条件とBandの選択条件が表示されています。

このように条件を複数にすると条件はANDで選定されます。(Fig 2-4)


選択条件を設定し、[Execution]ボタンをクリックすると週出が実行されます。

これは全レコードからの選択抽出となります。





[RST]ボタンで選択は解除され、

“Basic Functions” “Standard Number of lines”の表示条件での表示に戻ります。

How to Pickup Selecting Operation(選択操作)

 Fig 2-5 Select Records

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抽出操作では抽出のみの処理なので、各処理の対象とするために続いて選択を行います。

抽出Record全てが処理の対象なら[Select All]をクリックして全選択を実行します。

選択されたRecordは文字色白背景色黒になって選択されたことを示します。

また選択されたRecordは左側に黒い●が追加されます。


    選択前       選択後

[Excecution]で実行しJARLが”W”ステータスのRecordを選別抽出したところ

この状態ではまだ選択されていない

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個別に選択したい場合には、

行をクリックすると選択されSHIFT Keyを押しながらカーソル上下のKeyで連続して

選択が実行されます。

飛位置で選択したい場合にはCTRL Keyを押しながら選択します。

選択されたRecordを

[Select All]ボタンをクリックすると選択状態になります。(文字が白になる)

How to Pickup FilterQSL Status

 Fig 2-6 QSL Status

QSL Status

JARL、eQSL、hQSL、mQSLのステータスを元にRecordを抽出します。

これには予めDetail ViewerでQSOのLogを新規作成する際にQSLカード交換の

約束に合わせそれぞれのステータスを入力しておく必要が有ります。


[JARL]、[eQSL]、[hQSL]、[mQSL]のボタンをクリックしPullDown Nemuで

ステータスを選択します。

複数のQSLを選択した場合はORで処理します。







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QSLに✓いれると “QSL Status”が表示され

JARLを”W”に設定

How to Pickup FilterFrequency Band

  Fig 2-7 Frequency Band Select Filter

 “Frequency Band Select”は周波数と変調モードのANDで選択します。

BandボタンをクリックするとPullDownMenuで選択候補が表示されますので

任意のバンドを選択します。更にバンドボタンの右のMode欄に変調モードを入力します

変調の指定が不要な場合は、[CLS]ボタンでModeがクリアされます。

Modeがクリアの状態では周波数帯のみの選択になります。

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How to Pickup FilterDate Time

  Fig 2-8 Date Filter

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 “Date Select”は日付で選択します。

日付の欄をクリックするとカレンダーを表示しますので該当する日付を指定します。

カレンダーの月の部分をクリックすると月の一覧表示に変わります。

同様に年の部分をクリックすると年の一覧表示に変わります。


範囲指定が同じ日付の場合はその日付のみの選定になります。

How to Pickup FilterHeading Color

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色で識別しているRecordを抽出します。

複数の色を同時に選択することが出来ます。

  Fig 2-9 Color Filter   Heading Color Select

 “Color Select”は色で選択します。

Detail ViewerのHeading Colorで他のRecordと識別するために

色を付けることが出来ます。

一時的に仕分けたり特別の交信を視覚化したい時に色を設定します。

Fig 2-10 Detail ViewerでColor指定

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