QSL Card Maintenance

 Fig2 QSL Card Maintenance Dialog

アマチュア無線,通信ログ,HAM,QSOアシスタント,ハミングバード

 Fig1 QSL Card Maintenance 起動ボタン

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 QSL Cardの授受を管理する機能です。


 QSL Cardの授受に対してSQL Statusを書き換える機能です。

Detail Viewerでも個々の書き換えができますが、

このDialogを使用することで一括処理(バッチ処理)が出来ます。


 Pickup Exceの”QSL”に✓を入れるとQSL Statusの項が表示され

[QSL Maintenance]ボタンが使用できます。(Fig1)

クリックするとSQL Card Maintenance Dialog Formを起動します。(Fig2)


QSO毎のLogDataは、Detail ViewerでQSO Logを入力する際に該当する

QSLのStatusを入力します。

JARL、eQSL、hQSL、mQSLから送付予定の項目を”W”にします。(Fig3)

 Fig3 Detail Viewer QSL Status

← JARLを”W”にした例

QSOでQSL交換を約束した場合は履歴をDetail ViewerからLogDataを入力する際に該当する

ステータスを入力し、後にこの項目の状況でQSL Cardの授受を確認します。


Detail ViewerのEdit Modeで修正や更新が出来ます。

How to Operation QSL Card Maintenance (Selected QSL Type)

 Fig4 QSL Card Select

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 ステータス更新処理するQSL Cardの種類を”QSL Select”では更新対象の

  QSL種類を選択します。(Fig4)


JARL:QSL ビューローにで交換する 紙のQSLカードが対象になります。


eQSLeQSL.ccは電子的なQSLカードの交換システムで、インターネットを通じて、

          交信相手にQSLカードを送るシステムです。


hQSLhQSLは電子メールによりJPEG画像のQSLを送受信するアプリで、

          HAMLOGユーザー登録済みの局のみ使用可能です。


mQSL:E-Mailによる情報交換を想定しています。(コールサイン@jarl.com 等)

How to Operation QSL Card Maintenance (Selected QSL Status)

Fig5 元のステータス指定

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書き換え前のステータスと書き換えるステータスを設定します。


  元のステータス(Fig5)と書き換え後のステータス(Fig6)をそれぞれ指定します。


  左記の例では”JARL””W:Worked”(QSL発送処理待ち)を

  “S:Sended”(送付処理済み)に書き換えます。

  [WWorked] >> [SSended]

Fig6 更新ステータス指定

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How to Operation QSL Card Maintenance (Selected Found Record Mode)

変更対象LogData Recodeを選定します。(Fig7)


 1:All Records

   Logの全レコードを対象にします。

   全レコードなかで指定のQSL ステータスが指定のステータスのLogData Recored

   が更新対象になります。

   QSLカード作成・発送後に”W”ステータスを”S”に書き換える等で使用します。


2:Selected Records

   Pickup Filter等で対象のRecordを選択して対象とする場合に使用します。

   予め選択されたLogData Recordを指定する必要が有ります。


3:Selected by Call sign

   Call Signが合致するLogData Recordでかつ指定のSQL Statusが指定のStatusの

   LogData Recordが更新処理の対象になります。

   Call Signと日時・時刻を指定することも出来ます。


   受領したQSLカードからQSL Statusを書き換える場合に使用します。

   CallSignを入力出来るようにFormが拡張します。


  Fig7 選定対象Record選別方法の指定

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How to Operation QSL Card Maintenance (CallSign Mode)

  Fig9 Only One

  Fig10 Day/Time

  Fig11 Selected

  Fig8 CallSign Mode

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Callsign Mode

CallSignの入力リスト(CallSign List)が表示します。(Fig8)


LogFileのRecordからCallSignが合致するRecordを選定し更にSQL Statusの

一致で処理されるRecordが決まります。


 同じ局と何度もQSOしてQSLの約束をした場合などLogDataに同一CallSignが

複数ありQSL Statusも同だった場合、

合致するCallSignに付いて一番古い1つのみ対応させる方法と日時を指定する方法と

CallSign全てに対応するパターンが選択できます。


□ Only Oneに✓が入っていると指定のCallSignにマッチしたCallSignが複数有っても条件に合致する一番古いRecordに限り処理します。(Fig9)

✓が入っていない場合はマッチした複数のCallSignのRecordを全て処理します。

(QSL Status指定が合致していない場合は処理しません。)

□ Only Oneの✓を外すと、□ Date Checkのチェックが表示されます。

□ Date Checkに✓を入れると日付を入力出来る様になり、

日付の合致が処理対象条件に追加され、同時に□Time Checkの表示が現れます。

□ Time Checkに✓を入れると時刻を入力できる様になり、

更に時刻の合致が処理対象条件に追加されます。(Fig10)

時刻は入力された時刻に対し±15分が合致の範囲になります。

入力したCallSign毎に検索条件を設定することが出来ます。


 修正するにはリスト上のコールサインをクリックすると

セレクト状態(背景色が変わる)になり(Fig11)

ダブルクリックすると入力欄にコールサインが表示します。

入力欄のCallSignはセレクト状態ではセレクト位置のコールサインと入れ替えますが、

再度クリックしてセレクトを解除すれば追加入力になります。


 [Delete]ボタンはセレクト位置のコールサインを消去します。

セレクト状態で無い時は先頭のコールサインを消去します。

 リストに表示される 条件文字列の表記は以下の構造です。

JT2QRM ・・JT2QRMの全てのRecordが対象(□Only Oneに✓がない)

*JT2QRM・・JT2QRMの一番古いRecordが対象(□Only Oneに✓がある)

JT2QRM,2023/04/05・・JT2QRMで2023年4月5日のRecordが対象

JT2QRM,2023/04/05,10:15:00・・JT2QRMで2923年4月5日10時15分のRecordが対象


 CallSignが列記されたリストはファイル化することが出来ます。

右クリックのPopupMenuから操作します。

更新は入力リストの先頭より処理します。

  Fig12 Unmatched

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 [Execute]ボタンで一括処理を実行します。

処理後 マッチしなかったコールサインが赤文字で表示されます。

Detail Viewerでマッチしなかった要因を確認して処理します。(Fig12)


原因例)

 1.QSLの交換を約束して無くて”N”のStatusを入力してあった。

 2.Call Signの記入ミス

 3.相手から同じQSL Cardが2回来た